24時間以内のビットコイン取引額で、日本円(JPY)が米ドル(USD)を上回る
Coinhillsのデータによると、日本円(JPY)によるビットコイン取引の金額が、米ドル(USD)によるビットコイン取引の金額を上回ったという。
24時間以内に、合計490,925.45BTCがJPYに交換されている。
これは全体の49.1%を占め、対するUSDは45.8%を占めている。
JPYとUSDの両方で、ビットコイン取引全体の94.9%を占め、残りを韓国ウォン、ユーロ、イギリスポンドが占めているという結果となった。
アジアがビットコイン取引の中心地に
JPYによるビットコイン取引は、2018年11月には21%であったものの、年末にかけて急激に上昇していたことが明らかとなった。
Bitcoinistによると、アメリカやヨーロッパと比べても、ビットコイン取引に与える影響の大きさはアジアが最も大きいという。
この調査では、仮想通貨市場に影響を与えた要素の18.61%が、アジア発のものであったことが明らかとなっている。
日本が仮想通貨市場を牽引
また、日本最大の仮想通貨取引所であるコインチェック(Coincheck)が、正式に金融庁の認可を得たことも大きな要素となっている。
日本ではさらに、BlockstreamやDigital Garage、東京短資によるステーブルコイン(StableCoin)の発行に関する新たなパートナーシップも締結されている。
2018年10月、金融庁より正式に認められた自主規制団体である、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(Japan Virtual Currency Exchange Association)が発足したことで、規制の整備へ向けた動きも活発になっている。
今後も、日本の仮想通貨市場は世界を牽引していくことになるだろう。