BraveブラウザとBasic Attention Token(BAT)はオンライン広告市場に透明性をもたらす

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オンライン広告市場の現状と課題

進化し続けるオンライン広告市場

今日、オンライン広告市場は急速な発展を遂げています。

電通の発表した「世界の広告費成長率(2018~2020)」によると、2018年における広告費の成長率は全世界で4.1%という予測が立てられています。
さらに、オンライン広告費の成長率は全世界の総広告費において、近い将来にテレビ広告費の割合を上回り、トップのシェア率となるとのことです。

カナダのニュースメディアVisual Capitalistが製作したGAFAの収益構造グラフでは、全体の売上のうち、Googleの親会社であるAlphabetでは70.4%が、Facebookでは98.5%が広告経由となっていることが紹介されています。

こうしたオンライン広告市場の勢力拡大は、今後も続いていくことが予想されます。

BraveとBATが解決する課題

オンライン広告の業界では、解決しなければならない課題が多く存在しています。

例えば、従来のオンライン広告市場は、広告主・媒体主・ユーザーの三者から成り立っているといえます。
広告主は、広告を出稿することで自身の事業をユーザーに宣伝し、媒体主は自身のWebサイトやSNSなどに広告を掲載することで収益を得ています。
ユーザーは、広告を視聴することで自身が興味のある事業に接することが可能です。

しかし、インターネットの仕組みが発達するにつれて、その三者の間にトラッキングツールを含む数多くのサードパーティ(仲介者)が介在するようになりました。
これらの仲介者によってユーザーは悪質な詐欺被害にあったり、プライバシーを侵害されるほか、以下のようなデメリットを被っています。

  • インターネット利用料金が月に約23ドルも多く発生する
  • ページの読み込みが遅くなる
  • 最大21%ものバッテリーが消費される

このような問題に対して、世界中で約6億台ものデバイスがアドブロック(オンライン広告をブロックするソフトウェア)をインストールしているといいます。
そしてその結果、媒体主の収益が過去10年間で約66%(数10億ドル)も低下したという調査結果が発表されました。

つまり、現在のオンライン広告市場では、広告主が自身の取り組みを効果的にユーザーに宣伝できず、また媒体主の収益もアドブロックの影響で低下してしまっています。
そして、肝心のユーザーには興味・関心のない広告ばかりが表示されるという状況になっているのです。

こういった問題を解決するために開発されたのが、Webブラウザの「Brave」とそこで発行される独自トークン「Basic Attention Token(BAT)」です。

WebブラウザBraveとは?

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Braveの概要

Braveは、著名プログラミング言語JavaScriptの開発者であり、人気ブラウザFireFoxの開発元Mozilla社の元CEOであるブレンダン・アイク氏が中心となって開発した、新たなWebブラウザです。

オープンソースのWebブラウザChromiumをベースとしており、Windows、MacOS、Linux、iOS、Androidといった多くのプラットフォームに対応しています。

毎月約550万人に利用されており、YouTubeやTwitchをはじめとした28,000もの媒体主が存在しています。
2018年初頭と比較すると、ユーザー数は5倍に、媒体主の数は7倍に増加しており、これらの数値は今後も成長していくことが予想できるでしょう。

Braveの特徴

Braveの主な特徴として、初期設定で広告やトラッキングツールをブロックする点が挙げられます。
この仕組みにより、Google ChromeやSafariといった既存のWebブラウザと比べて、最大で8倍も速い読み込みが可能になるということです。

また、トラッキングツールをブロックすることでユーザーのプライバシーの保護を実現し、快適なユーザー体験を実現しています。

さらに、広告を表示するかどうかの決定権はユーザーに持たせており、ブラウザを使用しやすい範囲での広告表示をコントロールすることが可能です。
広告を表示したユーザーは、謝礼として広告収入の70%をBasic Attention Token(BAT)と呼ばれる独自トークンで受け取ることができます。

また、ゼロ知識証明と呼ばれる暗号技術を用いることで、ユーザーがどの広告にどれほど注目しているか(アテンション)を、ユーザーの個人情報を収集せずに分析しています。
さらに、機械学習のアルゴリズムを活用することで広告とユーザーの関心を照合し、ユーザーが興味を持っているであろうコンテンツを特定します。
この仕組みにより、ユーザーごとに関連性の高い広告が表示されるようになり、広告主とユーザーのミスマッチを起きにくくすることができるのです。

Basic Attention Token(BAT)とは?

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BATの概要

Braveの発行するBasic Attention Token(BAT)は、Ethereumブロックチェーンをベースにしたトークンです。
ユーザーのプライバシーを保護し、高い匿名性を保つためにANONIZEというアルゴリズムが使用されています。

Braveのユーザーは、獲得したBATを使用して、Webサイトの運営者やYouTuberなどのクリエイターに対する寄付を通して、デジタルコンテンツの制作活動に関与することができます。
今後は、BATの使い道の拡大も見込まれており、メッセージングアプリのTelegramやWeChatなどでの使用が提案されています。

BraveはBATを活用することで、広告主・媒体主・ユーザーの三者を結び付け、透明かつ効率的なオンライン広告市場の創造を目指しているのです。
そして何より、ユーザーが快適に利用できるような次世代のWebブラウザを構築しようとしています。

BraveとBATはWeb3.0の到来を加速させる

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インターネットの登場は、バーチャルな場に新たなコミュニティを形成し、繋がることができる相手の範囲を大きく拡張させました。

国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)は、現在世界中で約39億人がインターネットを利用しており、これは世界の総人口の半数にあたると発表しています。
その一方で、個人情報が高い価値を持つようになり、GAFAをはじめとする巨大企業がみせる、個人情報を集めるための取り組みが目に余るようになりました。
その結果、オンライン広告市場はユーザーのプライバシーを侵害する仲介者の存在で溢れ、複雑かつ不透明な状態に陥っています。

Braveを利用することで、広告主は自身の取り組みを適切なターゲットに宣伝でき、媒体主は収益を向上させることができます。
そして、ユーザーは関連性の高い広告を、自身の意思の元に視聴できるようになります。

BraveとBATは、ユーザーが個人情報を自分自身で管理するWeb3.0の社会を実現する、次世代の革新的なツールになると考えられます。

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