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2018年に生み出された仮想通貨の時価総額はおよそ1兆6000億円
Diarが発表したレポートによると、2018年の仮想通貨市場に追加された新たな時価総額の合計は、およそ1兆6000億円に相当することが判明した。
これは、新たに作成されたトークンと既存の仮想通貨の価格上昇によるものだという。
また、現在の仮想通貨の時価総額全体の12%以上が2018年に生み出されたものだと推測されている。
2018年には700を超える新たな仮想通貨が発行され、2018年開始時点と比較すると50%以上増加している。
これは、2017年の開始時点と比較すると110%もの増加を記録したことになる。
ビットコイン(BTC)はおよそ2800億円、イーサリアム(ETH)はおよそ1600億円分を追加
時価総額でトップに君臨するビットコイン(BTC)は、2018年におよそ2800億円分(27%に相当)が追加され、時価総額2番手のイーサリアム(ETH)は、およそ1600億円分(10%に相当)が追加されている。
新たに発行されたステーブルコイン(stablecoin)は、およそ1300億円
2018年に話題となったステーブルコイン(stablecoin)は、仮想通貨市場全体の時価総額上昇に大きく貢献し、およそ1300億円分が追加された。
また、ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによるビットコインSV(BSV)の誕生により、およそ1100億円が新たに追加された。
Proof of Burn(PoB)などによって焼却されたトークンの総額は、2018年を通しておよそ2億1300万円であることも判明している。